信用保証協会
信用保証協会についてです。信用保証協会とは、企業が融資を受ける際に、保証人となって融資を容易にしてくれる公的な機関です。信用保証協会は全国の都道府県に必ず1つ以上あります。企業規模が小さく金融機関からの信頼がない場合や、担保がない場合などに利用されます。業種ごとの資本金と従業員の人数の区分により、利用できる会社の規模に制限があります。大企業は利用できません。信用保証協会は、融資を受けている企業が、何らかの理由により返済できなくなった場合に、債務者に代わって金融機関に弁済します。そして、信用保証協会が企業に対して返済を求めます。このように金融機関からすれば、企業が倒産しても、確実に返済が見込めるので、安心して融資を行うことができます。
また、国や地方自治体などの定型の融資制度(制度融資)に、信用保証協会の保証がよくつけられています。制度融資は金利が低く、固定金利です。金利や保証料の補助がある場合もありますので、地方自治体や商工団体の窓口でよくしらべて利用してください。
利用方法としては、1.金融機関に申し込む、2.信用保証協会に申し込む、3.地方自治体に申し込むがあります。もし、金融機関に申し込んで断られたら、信用保証協会に直接申し込んで見ましょう。