補助金
今日は補助金についてです。
補助金や助成金は、国、都道府県、公的な団体などが行っています。この補助金は原則返還しなくても良いものですから、受けることができれば、資金繰りとしても助かりますし、また補助金を受けたことが、その事業の革新性等のお墨付きを得たことになりますので、事業そのものの信用力が増し、宣伝になります。ですから、もちろん補助金を得られると良いのは間違いないのですが、実際には資金繰りの面では当てにしないほうが懸命です。と申しますのも多くの補助金は実際に使用したお金を、数ヵ月後に支給するものですから、最初は自社で負担する必要があります。補助金を当てにして、支出したにもかかわらず、受けられなかったでは、あとの資金繰りに困ることになります。受けられたらラッキーという意識が丁度良いと思います。
また、これらの補助金は大別すると3種類に分かれます。
@ 研究開発などの支援
A 雇用の促進を支援
B 地域の活性化を支援
@は企業の研究開発を支援するものです。新技術の実用化などもあります。経済産業省、中小企業庁、中小機構やNEDOなどであります。
Aは賃金補助や人材教育に関するものです。
Bは地域産業の発展のためのもので、各都道府県などであります。
これらは全部で数百種類あるようですが、私自身すべてを知りません。あまり使われていない制度もかなりあるようです(多くのひとはその存在すら知りませんから)。
もし、ご自身で調べて見ようと思う方は、中小企業庁や中小機構、都道府県等のHPで調べることができます。