みなさまの資金調達を応援します。あきらめない熱意が一番大事です。その熱意を事業計画に込めてください。そして、大いに語ってください。きっと上手くいきます。

ベンチャーキャピタルと知り合う方法

ベンチャーキャピタル(以下VC)と知り合う方法です。

それでは、思いつくままに記載しますと以下のように分類できると思います。
@.自分からVCに事業計画を送り、アプローチする。
A.VCから既に出資を受けている会社の経営者に紹介してもらう。
B.VCとのつながりのある弁護士、会計士、金融機関等の専門家に紹介してもらう。
C.商工会議所や中小企業基盤整備機構などの公的機関の制度を利用する。
D.新聞や雑誌やその他の媒体にできるだけ情報を積極的に流し、VCの目にとまるようにする。

@の方法で、VCから出資を受けることもできます。多くのVCのHPに行けば、応募方法が記載されています。ただし、それほど確率は良くないようです。キャピタリストも忙しいので、自分から来る案件はそれほど筋が良くないと経験上わかるのか、それほど身をいれて事業計画等を見ていない様な気がします。しかし、何十社ものVCに事業計画をおくれば、かならずきちんと対応してくれるところもありますので(当然ですが、事業計画に一定の合理性や確度があるのが前提です)、根気良くがんばりましょう。

Aの方法はある程度確実です。出資を受けた経営者とVCとの関係が気まずくなっていなければ、VCも普通はあってくれます。実際に出資を受けた経営者の方から、そのVCの特色を聞くことも出来ますし、このキャピタリストはどういった観点を重視するのか、という情報も入手でき参考になるはずです。その上で、会うかどうか決めたら良いと思います。

Bの方法もある程度確実です。VCに関係のある弁護士や会計士、もしくは金融機関(金融機関は関連するVCを持っている場合が多いです)からの紹介ですと、キャピタリストも多忙ですが、あってくれる可能性は高いです。多くのVCと関係のある弁護士や会計士などでしたら、様々なVCの特徴も教えてくれると思いますので、あらかじめ理解しておくと判断しやすくなります。

Cの方法もあります。商工会議所や中小企業基盤整備機構は中小企業を支援するための様々なことを行っています。実際に中小企業基盤整備機構はVCにお金をいれて、そのファンドが中小企業に出資するというスタイルをとっています。また、ビジネスプランの表彰制度などもあり、VCが注視していますので、応募して見るのも一手です。

Dの方法は、そもそもキャピタリストがベンチャー企業を探すのは、新聞、雑誌、インターネット等の様々な媒体で、掲載された企業情報をもとに、出資先を探します。そこで目に付いた企業に電話で連絡します。そうしますと、様々な媒体に積極的に情報を流すことは結局、VCとの間接的な接点を増やすことにつながります。あまり、企業情報を流したくないと思われる経営者の方もいらっしゃると思いますが、もし、VCからの資金調達をお考えならば、なるべく政策的にディスクローズすることが大切です。

どの方法でも良いと思います。VCと接触を持ちたいとお思いならば、とにかく行動することです。

運営者情報


月岡公認会計士事務所

税務 会計 資金調達は東京 千代田区 月岡公認会計士事務所

コンテンツ
リンク集